・・・・今月の主な作業・・・・
                         



H 16年1月上旬 2番果の収穫も終わり現在の花は3番花, 下旬には収穫できるか・・・嬉しい悲鳴が欲しい。
オンシツコナジラミが発生して困っています、ラノーテープ(住友化学)が有効だといわれ、購入したいのだが。
どなたかそれ以外の方法で良い防除がありましたら(掲示板で)教えて下さい。

1月29日 ジャット(本社大阪)主催の苺高設栽培の現地講習会が鵡川町であった、北沢君を誘って参加する。
講師は岩男栽培技術部長、いつもながら有意義な勉強会だ、田中さん・石川さんのハウスで生育を見ながらこれからの管理作業などを話し合う、普及員も見えていた。
また、ハウスを見たあと、それぞれの選果場では座談会形式で最近のいちご全国的な作況とか出回りの見通し品種の動向等とても為になる内容、毎回企画されるジャット札幌営業所の藤田支店長・荒井さん・そして営業抜きで來道・・・講話指導された岩男部長に御礼申し上げます。

2月 気がつくともう2月、3番果の着色が遅いので週三回の収穫が2回程度でも痛むことがない、忙しくなるのは今月中旬になるのか(欲目)。

 
土耕 とちおとめ 3番果       ベンチの とちおとめ       

2月10日 ベンチの果実に奇形果が多い、期待の3番果がこの分だと・・・。  

2月20日 今日は友人であり経験2年生の北沢さんのハウス掛けを手伝いに、と言えば体裁良いが正確に書けば邪魔にいったようなもの。天気は良いし風は無いし天井ポリ掛けには絶好の日和だ。
行って見ると普及センターで野菜担当の直井さん(愛称は直井ねーちゃん)も、巡回のついでに来たのが捕まって手伝っていた。
猫の手も借りたくなる時・・・運が悪かったらしい、ひょっとすると彼女好天を背負ってきたのかも。
農協や町役場の農務課・営農部や自称偉い人達ははタイミングを知っているからこんなとき顔だすことはない(天候が急変するかも?)、それなら来て貰いたくない。

自分の所のベンチ栽培、恐れていた3番花の奇形が決定的になった、12月・1月の日中低温と日照不足が影響したらしい、泣くに泣けない思いで花房ごと株から切る作業をする、4番花に期待をかけるか。
土耕は若干の奇形はあるが気にするほどはない、逆に摘果している・・そのせいで大粒の果が多く選果が楽だ。

2月27日 3寒4温と順調に春の足音かと思いきや、3寒1温の歩み、春は何処まできているのか?。
台風並に発達した低気圧にともなった大暴風雪のため、上川地方を中心に1300棟ものハウスが潰れた、災害にみまわれた農家(同業者)には心からお見舞い申し上げます。
一日も早く立ち直れますよう祈ります。
自然災害には無力な我々農業者です。
自分もかっては子供には農業をして欲しくないと思っていました、しかしその息子も今は前途を夢見て農業を継いでいます。
我々百姓に幸多かれと祈るばかりです。

3月21日 彼岸休みのため市場も休み、苺はそんな事お構いなしに赤くなる。
待望の4番花がようやく収穫の時期となった、休みと重なって大忙しとなる、嬉しい悲鳴だ。
過熟気味で痛みも目立つ、価格もじり安の気配、生産者泣かせの春である。

4月・・・ 急がしさに追われ気が付けばもう4月、ベンチもどうやら出始める、家内労力では間に合わなくなったのでパートさんにも来て貰う。
定植後防除を徹底したので病害もあまり出ない、消費者に安全ないちご提供できる。
4番果花の出も順調である、ただベンチの果柄が果実の重みで折れるのが悩みです。

4月20日 土耕は4番果も終末期、ベンチは最盛期である。5番果に期待する。
様似ではケンタローが出始めた、ゴールデンウイーク後は忙しくなる。
トップページにも書いたが裏山では水芭蕉が賑やかに出たはず、清流の浅瀬には”谷地ぶき”(本当の名は知らない)の黄色い可憐な花が沢山咲いているだろう。

6月3日 トチオトメはもう一回分の花が咲いて、今は中休みの気配だ、株も昨年の10月から活躍していたせいで疲れ気味である。
”夏娘”のベンチ床作りやら土耕ハウスの準備で結構忙しい。
今は野も山も新緑がまばゆいばかり、季節は足早に過ぎて行く。

6月24日 トチオトメは7月の中旬まで収穫したい、ケンタロウは収穫終了。
様小の農業体験学習で約40名の児童がハウスに来られた、

6月30日 ジャットの岩男部長、鵡川に来られて現地指導、田中さん・石川さん・厚賀の小林さんの各圃場でこれからの管理等こまかく指導された、胆振地方は生憎の豪雨、由仁町の北井さんまで行く予定だったのが中止となった。

7月3日 ケンタロウは6月下旬で終了、”とちおとめ”も今月中旬まで、”夏娘”の葉欠き芽欠きも急がなければ。
トチオトメの短日処理も待っている。

7月13日 土耕・ベンチとも少なくなる、花は上がってきているが15日あたりで切り上げるか。
”夏娘”の葉・株・花芽欠きもう少し今度出る花は残すが、100坪100万円の売り上げは無理かな、昨年は収穫を目の前にして
あの地震、高設ベンチは滅茶苦茶・・25万円にしかならなかった、苦い経験だった。
今年は二棟200坪である、200万円か・・・150万円か・・・100万円なのか・・・?。

                                                 
8月の末、”夏娘”の収穫がはじまった、収穫始めのせいか奇形果や先白・・・先端まで色つかない。
だから規格外品が多い、夏苺の宿命みたいだ、予定(期待)どうり出荷出来るか不安だ。
日照で心配、台風も心配・仕上がり(収量)もどうなるか不安、祈るのみ。
8月25〜6日は土耕の定植をした、普及所の花芽の検査してもらったら、約30日目で確認された。
ベンチは屋外・シルバーポリでのトンネル苗、確認できない、少し遅れそうだ。

16号台風は上陸したが、苫小牧なので風は強かったが被害はなかった、不幸中の幸いか・・災害に逢われた各位には心からお見舞い申し上げたい。

10月21日 夏秋どり苺”夏娘”の収穫は最盛期を迎える、先白・先つまり果・が多い、廃棄である。
大果は形がよくても・A品・である、価格は一パック100円だ、でも小売店での売り値は550円とか。

台風の被害がないのがせめてもの幸せ、災害に逢われた方々の事を思えば贅沢は言っていられない。
でも明日はどうなるのか・・自然の猛威の前に人間はなす術もない、無力に等しい・・・改めて知らされた。
”とちおとめ”は開花中である、11月の半ばには収穫出来るようだ。

明日はわが身か、11月末と12月始め・・台風並の暴風に襲われた。先ず11月末・・収穫最中のハウス(約100坪)が
2重・3重ハウス共、太いパイプのように立ち上がって、並行に建っていた3棟の上に真横に、まるで”ムカデ”が這うように落下したのである、浦河測候所では風速43メーターを記録したという。
一晩で凍結した、10月下旬から夜温8度くらいに温度設定し順調に収穫していたハウスがである。
泣く泣くの収穫(栽培)放棄である、翌朝は凍結のため葉が黒くなっていた。

その一週間後、12月初め・正確には12月5日再び低気圧に襲われた、前のは南風・今度のは”しも風”と言って北東の風である。この風で収穫の終わったハウス(約100坪)が倒伏した、何れも”東西”ハウスだ。
台風に地震・津波、地球規模の天候異変に・・・今まだ呆然としている、再建する気にもなれない。
再建出来ない、資金面もさることながら又こんな災害にあったらと思うと、手が出せない。

H17年1月1日  
新年明けましておめでとう、今年も良い年でありますように・・・。

1月29日 ジャットの技術部長・岩男さん今年一回目鵡川に来られた、集合場所の田中さんの苺ハウス・選果場に遠く旭川方面や豊浦・由仁・音更・静内・様似(自分達)、30名程集まった。
旭川から3時間かかったと言えば岩男部長は「大阪から来たんだよ」と・・・、1時間程この時季の管理と国内の個人の販売実績などの話があった。
1000万円以上の方は3名ほど、うち1200万円の人は2名とも、税の申告で800万円と届けたら税務署に「そんなに獲れるはずはない」と言われたとか、ちなみに北海道では800万円だろうとも言っていた、鵡川では600万円以上は取れているだろうとか。

 田中ハウス・トチオトメ     石川ハウスにて
                        
何時の間にか5月も中旬、いちごも中休みに入りそうだ、ご苦労さん。
6月から7月に掛けてもう一山欲しい、今年は防除も旨くいっているのかダニ・ウドンコ病もあまりない。
ただベンチ・ハウスでは奇形(尻すぼまり・・(自分が名づけた)・)が多い、花粉のせいだと思うが、だからA品が多い。
それにしても春だと言うのに気温が上がらない、どうなっているのだろう、このままだと冷害年だ。
山・家の前の桜・遠慮がちに咲き始めてはいるが・・・、この寒さ・気の毒みたいだ。
山菜のシーズン、我が家では3年程前に菌を植えたホダ木に椎茸がわんさと生えた、が・・見ただけで3時間ぐらいの間に町から来たと思われる人に根こそぎ(全部)失敬された、少しは残して欲しかった、渡る世間は00ばかりか?あ〜あ。

とか言っているうちに5月も下旬、カレンダーを見ると「なんと」25日、”サマールビー”の定植が遅れて・・・、(台風で潰された部分の修理に手間取って)・・・言い訳・・・。言い訳ついでにもう一つ、修理中に脚立の天板にあがって(自分の不注意)一寸した弾みで落下、不幸中の幸い?か・・で尻餅ついて、・・・・病院でレントゲン(骨に異常なし)整骨院で揉みほぐして貰っているが痛みとれない。運がわるけりゃ寝たきりになるとも聞くが、運が良くて痛みだけで足(腰)を曳きづりながら手伝いしている、何時になったら治るのやら。

6月10日 ケンタロウは収穫終了、トチオトメはもう一回(4番花になるのか)7月中旬頃まで頑張らせたい。
サマールビーは何月(いつから)採れるのか、・・・・まだ花も咲かないうちから(気が早い)。

7月15日 ”とちおとめ”の収穫終了、今度は”サマールビー”の収穫期に入るが、なかなか思うように採れない。

8月4日 8月に入って”とちおとめ”の株抜き始める、早めに畝立てして太陽熱消毒しなければ、忙しくなる。
気になること、九州の熊屋様、”サマールビー”思うように取れず苦戦しています。一日おきの出荷で5〜6枚しかないのです、花盛り・・・終わった花もあるが、今後に期待していますが、肩身の狭い思いで共同出荷しています。
頑張っていますので(苺と)、今後とも宜しく。

8月7日 土耕は抜き取りも終わり、施肥して太陽熱消毒に入る準備。
定植は今月の末に向けて作業進行中。

何時の間にか9月15日、”あれよ・あれよ”の間にだ、定植した”トチオトメ”20日ぐらいで第一花房が顔を見せる。
赤くなるのは早くて10月末か、「順調に育ってくれよ」・・マルチ掛け終了。

12月6日 夏イチゴ”サマールビー”無加温ハウスなので最近の低温で色が上がらない。タイミング良く春先から買ってもらっていた九州の熊屋商店では、地元で調達できる旨連絡あり発送を中止・・やれやれ一安心、サマールビーの収穫終える。トチオトメは土耕ハウスは第一花房収穫終わった、第二は1月の中から下旬頃の収穫か。ベンチは順調に花房が出ている。
昨日5日の売り価格はパックあたり100円から50円値さがる、昨年の今頃の半値である、灯油は上がって収穫物の価格は下がる、何なんだろう?。

12月31日 二番花の収穫期は二月に入るのだろうか、当分楽出来る。
一生懸命更新もしたい、来年も宜しく。

H18年3月 夢中で過ごした、もう4月も目の前・・春よ早く来いと願っているうち、何時の間にか春に追いたてられる感じ。雪も多くて例年より解けるのが遅いと気を揉んでいたが何時の間にか無くなっている、もう4月だ。
イチゴも3番花の収穫中、2番花は奇形が多くて大半摘房した。高い灯油を焚いてようやくできた果房を泣く泣くの摘除だ。

3月29日 3番果収穫中、どれだけとれるか?、天候も不順・・きょうは全道的にいや全国的に時季はずれの寒波・・が低気圧を連れてやってきた。正確には”二つ玉”(自分がつけた)低気圧が北の寒波を呼び寄せたようなもの、おまけに津軽海峡で停止状態と聞く。80センチもの積雪あった所もあったと言う。
「もう良いよ・・・」、冬将軍よ行ってくれ。

4月1日  さすが”雪んこ”も暖かさには敵わず”あっと言う間”に解けた、イチゴの収量も少しづつ増えてきた。
まだ”嬉しい悲鳴”を上げるまでいかないが・・・、早くそうなって欲しいよ(欲目)。

5月2日 そとが寒いとハウスの中も・・当たり前、日照時間が全く無い日もある、だから日中でも加温機が勝手に働く。
”けんたろう”が出始めた、値段もそれなりについている。

5月3日 気まぐれ気温一転して春本番、この天気いつまで続くのか。

5月9日 3番花が終わり4番花が赤くなり始める。先日普及センターの普及員が何名か来てくれた、土壌検定に来てくれたようだ、春本番である。

7月31日 全ての・・・と言っても”とちおとめ”だけ(今年は)だが収穫終わる、今度は次の作付けの準備だ。
短日処理をして8月の下旬には定植である、花芽分化を見極めなければ・・普及センターが頼りだが、春の移動でベテラン(直ちゃん)がいない、新人さんは勉強中みたいだし、自分で調べなければならない。
”佐賀ほのか”の苗を増殖中、ゆくゆくは”佐賀ほのか”を主体にする考えだ。

8月12日 苺ハウスは全部株抜きを終え順次”熱処理”、連日の猛暑”熱処理”にはこの上ないチャンスだ。
導入した”さがほのか”は一棟は苗確保、もう一棟分のランナー発生中だ、掲示板にも書いたが2粒赤くなっていた。
ランナー増殖中なので花房もまばらだが、第一歩なのは間違いない、「沢山成ってくれよ」祈るような気持ちで味みする・・といきたいところだがまだテーブルの上にある。

12月5日 11月は加温機はほとんど動かなかった、12月に入って初雪と一緒に寒気がやってきて、そのせいで日中でも加温機働くこともある。初雪は昨年より20日ほど遅かった、お陰で値上がり分節約になった気がする。
我が家の苺作付けは”さがほのか”ベンチハウスに4棟、”とちおとめ”は土耕で3棟である。
収穫は毎週月・水・金と3回、自家労力でまかなっている、パートさんを頼むのは3〜4月頃から。

12月18日 苺の価格が上がらない・昨年の半値、クリスマス頃には少しは上がるのか、”さがほのか”出始めたクラウンは太いし花芽も次から次と出てきそうだ、かなり期待しているがそのようになるのかな、いっそ暖冬になれば灯油代助かるが。
新聞では浦河町内の苺のこと大きく出ていたが、200キロも出て入るという、実態は様似も合わせても150キロ前後なのに??、目標なのだろうが本当にそれだけ出て欲しい。

H19年2月10日
苺の出来順調だが価格安いよ〜、”サガホノカ”どうして安いんだよ〜(悲鳴)、売値は同じなのに・・・誰か教えて?。
Lサイズ一パック250円・・・、ア〜ア。

H19年2月24日 暖冬・・・灯油食わなくて助かるがなんか不気味。

H19年3月7日 今年の収量は異常(正常なのかも)に多い、開花・結実が次から次と言う言葉が当てはまるような勢いだ。
この現実がいつまでも続くように。

H19年5月5日  ”さがほのか”も”とちおとめ”も今が盛り、価格の”じり安値”が気になる。

H19年8月14日 土壌の太陽熱消毒、ここ3〜4日暑かったが其の前はさっぱり気温上がらず、もっぱら温水が主力だから灯油のはかどる事、ヤキモキしていたらこの暑さ、ハウス内は60度・培度は50度にもなっていた。

定植はベンチが9月21日、土耕は24日に終わる

H19年9月23日 TVでは自民党総裁選のニユース、福田氏が当選と伝える。
”暑さ寒さも彼岸まで”とか、朝晩はめっきり秋らしくなった。
稲刈りの最中、コンバインが走り回っている。
”はさがけ”も二箇所ほどで見受けられる、
イチゴは”さがほのか”で開花ボツボツ、生育は順調だ。

H19年10月15日 霜の季節・二度程来た、さがほのか 出始める、価格は安いがスタートは順調だ。


H20年7月28日 ”とちおとめ”収穫終了、”さがほのか”も少なくなってきた。

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